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2008年09月 アーカイブ

2008年09月13日

クルマを買って心に起こったこと。


 車を購入した。中古の軽である。サラリーマンになったことで経済的に余裕ができたので、買ってみた。

「自家用車を所持する」ということは、小生の人生からは最も程遠いと思われていたことである。拙文を読んで下さっている方の多くは「そんなのフツーじゃん」と思われるかもしれないが、漫画を描く人間からすると「クルマを持つ」という事はかなり珍しいことなのだ。漫画家という生き物は、齢三十にして普通免許さえ持たぬことも珍しくない。高校を卒業してすぐ、大学入学式前に両親の金で教習所に通い、大学に入るとロクに授業にも出席せずにバイトに精を出して車を購入し、コンパと性行為と旅行に明け暮れているうちに卒業の季節がやってきてなんとなく就活・就職しちゃってそろそろジーミソっすよ~♪いう諸氏諸兄には日常茶飯事かもしれないが、小生のような人生裏街道を歩いてきた人間からすると、これはもう冠婚葬祭を遥かに凌ぐほどの一大事なのである。そこの所をよく理解して頂きたい。

 それはさておき、晴れて自家用車を持つ身となった小生であるが、心の中に予想だにしなかった思念が湧き上がってきて、少々戸惑っている。
 小生、クルマというものに【移動手段】としての価値しか見出していなかった。昨今山奥の美術館や公共交通機関の通っていないレストランなどを訪ねる機会が増えてきたため「歩行」という移動手段の限界を痛感するようになり、これを解消するためにクルマを購入したのである。
 故に「車種がどうだ」とか「走行性能がどうだ」とか、そういったエンスー的な事柄は実にどうでもよかった。あくまで「クルマなど走ればそれで良いのだ、なるべく安いのに限る」という発想で中古の軽自動車を購入したのである。

 ところがいざクルマに乗るようになってみると、他人のクルマが妙に気になる。自分の前を高級車が走っていると、何かよくわからないが「羞恥」を感じたりするのである。
 高級車は立ち上がりの性能が違う。信号待ちなどで停車し、再び再発進する際などにこの差が大きく現れるのだ。小生のクルマは、中古の軽だけあって立ち上がりにもたつく。背後にBMWなどの高級車に張り付かれたときなど、ミラー越しに後続車両の運転手の顔を見ると

「早くしろよこのうすノロめ、もたもたすんなこの野郎!!!」

 といったイライラした表情で、舌打ちなどを交えつつ小生の後頭部を凝視しているのが目に入るのである。そんなこんなで何やら申し訳ない気持ちになり、恥ずかしくなって穴があったら入りたくなってしまいそうになる自分がいるのだ。

 小生、この事には強い危機感を覚えずにはいられなかった。このような気持ちは【凡夫の心】に相違ないのである。
【他人が自分よりもきらびやかなものを所持している事を羨み、己の境遇に羞恥を覚える】という感情は虚栄心が生み出す感情以外の何物でもない。「虚栄心だけは持たぬように、本質を見極め、真理を求めるのだ」と日々己を戒めていた小生が、これしきのことで羞恥を覚えるとは何事であろうか。
 学歴や大企業に対する崇拝や、ブランドバッグを買い漁るような人間の浅ましく醜い心を弾劾し続けてきた小生としては、このような薄汚れた感情を自分の中に住まわして置くわけにはいかない。どうやらまだまだ精進が足らぬようだ。

 そんなわけでここは喝を入れて、心を引き締め、愛車「西多摩ターボ(嫁命名)」と苦楽を共にしていこうと決意を固めた次第である。

2008年09月15日

自転車を買って心に起こったこと。

 自転車を購入した。ダホン社製の折りたたみ自転車である。上京してすぐに1万円で買ったママチャリを長らく使ってきたが、東京を網の目のように走り、ひたすら酷使してきただけにさすがに限界に達してきたようだ。愛着はあるが手放すしか仕方がない。ご苦労様でした!

 僕は他の人に比べても圧倒的に自転車というものが好きだ。しかし自転車の車体そのものにこれまではそれ程興味はなかった。今まで1万円のママチャリで都内ツーリングに出かけていたことからも分かると思う。ちなみに電車も車も大好きである。これらも乗り物自身にはさほど興味はない。乗り物に乗って、未知の場所に出かける行為が大好きなのである。未だに子供のときに探検ごっこをしたワクワク感を求め続け、今も地図を片手に新しいところに行くことが楽しくて仕方がない。

 しかし今回は金銭的に余裕ができてきたことと、ママチャリだと性能の限界を肌で感じるようになったため、少し高性能、且つデザインも優れた自転車を買うことにした。思えば乗り物に本気で金をかけたのはこれが初めてかもしれない。

 実はいい自転車を購入したのには、もう一つの理由がある。それは魔王源が前の日記で書いている「羞恥」をママチャリ時代に体験したからに他ならない。自転車用のサイクリング専門コースをママチャリで疾走していたら、後ろから物凄いスピードで抜き去られていく。彼らは大した力を入れることもなく、ギア比と自転車の性能だけで、必死でこいでいるオンボロママチャリを楽々と抜かしていくのである。ブログとかで「ママチャリで都内走破しました!」なんて書けばちょっとはかっこいいかも知れないが、実際に走っている姿はとても惨めなものだ。だから僕は自転車でどんなに遠出するときでも、常に「隣町に買い物に行く雰囲気」をかもし出しながら運転している。決して遠くから必死でこいできたように思わせない。この悩みが、スポーティーな自転車に乗ることによって解消され、堂々と街中を自転車で走ることができるようになるのだ。

 ここ最近は自転車ブームなのか、周りでも自転車を始める人がちらほらいるが、自転車ブームが終焉を迎えることになっても、他の自転車好きとはちょっと違う楽しみ方で自転車を愛していこうと思う。

2008年09月22日

自転車が届きました

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せっかく買ったので荒川河川敷を走ってきました。
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2008年09月23日

小説【公衆便所男①】

  すっかり秋ですね♪ひとつ小説でもかいてみることにしました。秋の夜長にでもどうぞーー            


                     「公衆便所男①」

              

 私の生き甲斐は「公衆便所」である。
 昼休みになると私は職場を抜け出して、公衆便所で用を足すことを習慣としている。これが唯一の趣味と言ってよい。
 社内のトイレなど使えたものではない。同僚達の声がやかましいし、順番を待っている人間がいる、あまり長く便所に滞留すると「アイツはウンコが長い」などと噂される…などと考え始めると、とてもではないが排便する気になどなれない。社畜として自由を奪われた身分である。ウンコくらいのびのびと、十分に時間をかけてしたい。
 だから私は、誰の邪魔も入らない、理想のパラダイス便所を求めて街へと繰り出す。

 が、なかなかに良い便所は見つからない。公衆便所たるもの、常に清潔でなければいけない。壁に落書きが見られたり、タイルの隅にカビが繁殖していたりいるようでは問題外である。清掃は常に微に入り細部を穿つかのごとく、完璧でなくては駄目だ。他人のウンコがこびりついているような便器では、最高の排便ライフを満喫することなど夢のまた夢、である。
 他にも個室の占有面積や臭いなど、私が公衆便所に関してチェック項目として揚げた項目は実に36もあるが(私をそれをエクセルで表にまとめ、常に携行することにしている)解説し始めると、数時間に渡る長口上となることは目に見えているので、この位で留め置くことにし、そろそろ本題に移ろう。

 ある日の事だ。昼休みを告げるチャイムが鳴り響くと同時に、今日も今日とて「公衆便所」という名の楽園を求めて勢いよく会社を飛び出した私だったが、この日は私のトイレット人生において最悪の日となってしまった。
 便所の神は私を見放したのだろうか。その日私は神を呪った。

 会社を出て私が始めに向かったのは、駅前に敷設された公衆便所であった。清掃員の心がけが良いのか、常に清潔に保たれている。サンポールの鼻をつく塩素臭が実に快い、お気に入りの便所であった。この時間帯は人の往来も少なく、私の便所に進入してくる不届きな人間も少ない。
 このため私はこの便所に、一週間に3度はお世話になっている。最低でも30分は滞在し、瞑想をして呼吸を整えたあと携帯を取り出し、mixiにログインし、友人の近況などに他愛も無いツッコミなどを入れながら「排便」という行為を心行くまで楽しむのである。

 ところがこの日はいただけなかった。紙が無いのである。ドアを空け、意気揚々と個室に乗り込んだ私の目に始めに飛び込んできたのは、ホルダーの中心で芯だけになったトイレットペーパーがカラカラと空しい音を立てて空転している光景であった。
 悔しさのあまり私は「チッ」と、便所に響き渡るような、大きな音の舌打ちをした。これで私の第一の計画が台無しになってしまった。実に不愉快である。
 おまけに今日は、ドアに落書きまでされている。

 【Hello山下参上~☆】

 と、知能指数の低そうな字ででかでかと描かれているのである。

(何が【Hello山下参上~☆】だ!!ふざけるんじゃない!!!!!)
 
 と、私は危うく激高しそうになった。しかし、血圧が上昇するといけないので深呼吸をし、すんでのところでこの行き場の無い怒りを納めた。血圧に関しては、初夏の健康診断で「要注意」のイエローカードを貰ったばかりである。このことを重く受け止めた私は、帰宅後唯一の楽しみだった晩酌(300ml発泡酒2本)を週5回から週3回にまで減らしたのだ。こんなくだらないことで怒りを爆発させて血圧を上昇させてしまっては、私の血の滲むような努力が無駄になってしまう。こんなことでクヨクヨしてはいけない、前向きに生きるのだ―――Let'sポジティブシンキング・・・!!

 そう自分に言い聞かせながら、私は第一の便所を後にした。

                        
                             (続く)        文責:魔王源

2008年09月27日

小説【公衆便所男②】

 次に私は、駅向かい―即ち線路を挟んで反対側に敷設されている便所を目指した。身障者用のトイレを利用するという選択もあったが、遠慮することにした。私のトイレット趣味の為に身体の不自由な方に迷惑をかけるような事があってはならないという、私ならではのジェントルマン的な配慮故である。
 それに加え、あの広い空間で用を足すのはどうにも落ち着かない。便所の個室たるもの、面積は1.44平方メートル以内であるべきである。これ以上に広いと、私はリラックスできない。四方を壁に囲まれた、息の詰まるような感覚が良いのである。
 だいいち、下半身を露出した状態で身障者用トイレのような広い空間に座っていると、空気の対流が股間を通過していき、スースーして仕方がないのである。ただでさえ私はブリーフ派である。トランクスと股間の間に発生するわずかな空間に入り込む大気にさえ耐え難い不快感を覚える私が、あのスケールに忍耐できるはずがない。

 話が脱線した。
 駅向かいの便所の話である。
 言い訳がましく思われるかもしれないが、その便所は、話を脱線させなければ精神が崩壊してしまうほどの、凄惨な状態にあったのだ。
 個室のドアを開けた瞬間、思わず目を背けたくなるほどの無惨な光景が、私の目に飛び込んできた。向かいの便所とは清掃員が別人なのだろうか。こちらの方は極限まで汚れきった状態で放置されていた。
 そこは和式便所であった。床にはトイレットペーパーが散乱している。片隅には水に濡れてガビガビになった男性週刊誌が転がっており、便器前方にはタバコの吸殻が捨てられていた。極めつきに後方には、便器からはみ出した人糞がべったりと付着している。人糞はもう何日も放置されているのであろう―すでに干からび始めており、周囲を小蝿がブンブンと旋廻している。

 「ぐううううっ・・・!」

 嫌なモノを見てしまった。
 私は猛烈な吐き気に襲われ、掌で口と鼻を覆った。

 一体どうやったらこんな有様になるのか?一体、どんなウンコの仕方をしているのか?どんな排便教育をされたらこのような惨状を産み出すウンコ人間に育つのか?まったくもって両親の顔が拝みたいものである。
 近頃の若い奴等は、ウンコひとつ満足にできないのか?
 何故、ウンコが便器からはみ出すのか?
 何故、ウンコを便器からはみ出させたまま放っておくのか?
 仮にも文明国であり、世界屈指の先進国にして経済大国である「日本」という国家に生を受けておきながら、この排便マナーの悪さはどうしたことか?否、それ以前にいち人間として、霊長類たるホモ・サピエンスの一人として恥ずかしいとは思わないのか・・・!?
 私の行き場の無い怒りは、燃え盛るばかりであった
 
 その時である。ふと壁を見やると、見覚えのある文字が私の視界に入ってきた。

 【Hello山下☆参上だよーん!!!\(^o^)/】

 またもやHello山下である。
 Hello山下・・・一体何者なのだろう。よもや、コイツがウンコはみ出し事件の真犯人なのか。もしかすると、先ほどの便所でトイレットペーパーがなくなっていたのもコイツの仕業なのであろうか?
 兎にも角にも許せない。人を馬鹿にするにも程がある。私は真剣に「排便」という行為と向き合いたいのである。神聖なるトイレットの壁面に落書きをするなど許される行為ではない。神の天罰を受けよ、塩の柱となってこの世から消滅してしまえ―――

 いつまでも消えない怒りに、二日酔いで胸焼けした私の胃はキリキリと痛んだ。
 絶望に打ち拉がれながら、私は第二の便所を後にした。

                             (続く)    
                                              文責:魔王源

小説【公衆便所男③】

 私は今、第三の便所を目指して町を闊歩している。

 まったく今日はツイてない。時刻はPM0:30を回ったところである。休憩タイムも既に半分を過ぎようとしているにも関わらず、未だウンコができていない。
 今や私の便は緊張のせいか、直腸を逆流して大腸の奥深くへと潜り込んでしまった。これは困ったことだ。永らく大腸に対流したウンコは、水分を奪われて固くなり、干からびたようになる。こうなると大腸の蠕動運動は緩慢になり、便通に支障をきたすようになってしまう。
 これがいわゆるところの「便秘」である。「便秘」程不愉快なものはない。体内に無駄な老廃物が残留していることを思うと、どうしようもなく不快な気持ちになる。ウンコに封じ込められた毒素が溶け出して全身に回るのではないかと気が気でならない。
 ともかく、いつまでもこんな糞詰まり状態を放っておくわけにはいかない。一刻も早く理想のトイレットを見つけなければならぬ。

 次に私が向かったのは駅から800mほど離れた場所にある、スーパーに敷設されたトイレであった。日頃私は、ここで昼食用のカップラーメンや菓子、煙草などを購入している。しばしば、そのついでに排便に立ち寄るのだが、ここのトイレは悪くない。スーパー自体が3年ほど前に新築されたものであるため、トイレも新しくて清潔である。ウォシュレット完備・センサー式自動水栓の近代的なトイレだ。
 ところで、今年で齢43になる私だが未だに「ウォシュレット」というものを利用したことがない。肛門に対してジェット水流を浴びせかけるという行為に、大きな抵抗を覚えるからである。

「一度経験してしまえば、アレなしではいられなくなりますよ。」

 と会社の同僚達は口を揃えて言う。が、私の肉体と精神は「ウォシュレット」というものに対しては、強い拒否反応を示してしまう。「肛門に水流」という行為が変態的に思えて仕方ないのだ。このことを思うとアナルの辺りがムズムズして、どうにも気持ちが悪くなる。
 加えて私にとっては【紙で拭く】という行為の持つマテリアル感がたまらない魅力なのである。だからこれからも、恐らくこの命が尽きる時まで私は、排便の後はトイレットペーパーで肛門を拭き続けることだろう。たとえそれが環境破壊に繋がるアンチ・エコ的行為なのだとしても、ケツだだけは、紙で拭き続けたい―――

 などという雑想に耽りつつ、大通りを10分ほど歩いていくと、目的地であるスーパーマーケットに到着した。
 私はとりあえず、売り場で缶コーヒーとマルボロメンソールを購入し、それから排便へと赴くことにした。スーパーに対する一応の筋を通しておきたかったのだ。スーパーマーケットとて、慈善事業で店舗に便所を敷設しているわけではない。顧客満足の一翼を担えるのであれば…との一心で客に便所を開放している筈である。トイレットペーパー・液体石鹸・エアータオルを稼動させる為の電気料金・清掃に使用するサンポール・清掃を行う従業員の賃金etc・・・それなりのコストを費やしてトイレット運営を行っているのである。それをタダで利用するというのは私の信条に反するのである。GHQ総司令官・マッカーサー元帥の名言【働かざるもの食うべからず】ではないが【商品を購入せざるものウンコせざるべからず】である、と私は声を大にして叫びたい。
 
 無駄話が長くなったが、兎にも角にもこのような経緯で、私はトイレの大個室へと歩いていった。


                            (続く)  文責:魔王源

【小説】「公衆便所男④」

 そこで私を待ち受けていた運命は、極めて残酷なものだった。

 そのトイレは、何の問題も抱えていないように思えた。清掃も行き届いている。トイレットペーパーもふんだんにある。理想的な状態だと思った。
 私は安堵の溜息と共に、ズボンを下ろそうとベルトに手をかけた。

 が、何か嫌な予感がする。どこかに違和感を感じるのだ。
 それはどこだろう?私は自問自答してみた。そして、あることに気付いた。
 便座の蓋が閉じているのである。(つまり、このトイレは洋式であった。)嗅覚を研ぎ澄ましてみると、芳香剤の放つキンモクセイの香りとサンポールの塩素臭に混じって、微かに異臭がする。その異臭は、明らかに蓋と便座の間にある、わずかな隙間から漏れてきているのだった。
 無論、以前の使用者がひり出した排泄物の【残り香】は、公衆便所の宿命である。こればかりは受け入れざるを得ない。だが、この臭いはどこかが違っている。
 臭いが新鮮すぎるのだ。この臭いは【残り香】などではない、この臭いの持つ新鮮さは、ウンコそのものでなければ発することのできない類のものだ。

 
 恐る恐る、私は蓋に手をかけた。
 その先で、私が見たものは――――――――

 
 ウンコであった。
 とてつもなく巨大なウンコが、便器の中でトグロを巻いていた。産み落とされてから数時間は経過しているのであろう、ウンコは水に溶解し始めており、これまた大量のトイレットペーパーと共に混ざり合ってブラウン運動を始めており、カオスを形成していた。
 流れなかったのだろう。便の質量があまりにも大きすぎ、何度「流す大」ボタンを押しても流れてくれなかったのだ。そして焦り、どうしていいかわからなくなり、最終的に放置したのだ。
 私はまたも失意のどん底へと叩き落された。
 ウンコの落とし主に問いたい。
 何故こんな量になるまで溜め込んだのか?もっと迅速に、かつ頻繁にトイレへと足を運んでいれば、このような災難が私の身に降りかかる事はなかったのだ。
 加えて何故蓋を閉じてしまったのか?「臭いものにはフタをしろ」という、日本古来の諺に習ったとでもいうのだろうか。まったくもって余計なことをしでかしてくれたものである。蓋を閉じてしまったせいで発見が遅れたのだ。蓋さえ閉ざされていなければ、この巨大ウンコはもっと早く発見され、迅速にスーパーマーケットの最高責任者へと報告され、早急かつ適切な対応策が取られていたに違いないのだ。
 
 恥ずかしかったのか?
 巨大なウンコを堂々と放置したまま立ち去ることが、どうしてもできなかったのか?だから蓋を閉じたのか?
 蓋を閉じたところで焼け石に水だ。応急処置にさえならぬ、場当たり的で悪質な措置である。蓋を閉じたところで、かのような巨大なモンスターウンコを産み落とし、放置したという事実が消えるわけはないではないか。
 私は最早怒りを通り越して情けなくなり、目から自然と涙が溢れ出してきた。

 と、その時である。


 【Hello!!!!山下☆だヨ~ん!!!!調子どう!?俺は最高!!!】


 またも山下の名前が目に飛び込んできた。ステンレス製のトイレットペーパーホルダーの上に油性マジックペンでHello山下の名前が書き込まれていた。
 どれだけ私を愚弄すれば気が済むのか。舐めているのかこの男は。何が「調子どう!?」だ、良いわけがないではないか。よもやこの巨大便もこの男の仕業なのか?許せない。この男だけは絶対に許せない。 
 
「Hello山下…!!必ず見つけ出して成敗してくる・・・!!!」

 私は右手の拳を強く握り締め、そう口にしていた。
 こうして私は、第三の便所を後にした。


                      (続く)   文責:魔王源

2008年09月28日

Crazy pops vol.12におめおめと出演します

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ライブ告知です。

ライブ告知をするタイミングは、早すぎても遅すぎてもいけない。
早すぎるといざ当日となったときに忘れられてしまい、遅すぎると既にスケジュールが埋まっていて
行けないということになりかねないからだ。
というわけで、この絶妙のタイミングで告知です。

復活ライブではYoutubeやニコニコ動画で大好評?の「独りで酒を呑め」を披露し、お客さんが
静まり返るという我々にとっては待ち望んでいた展開に大興奮!!
今回も新曲を披露いたします。ゆとり教育にメスを入れる…!乞うご期待!!

★☆10/12(Sun) CRAZY POPS vol.12☆★
 会場:LIVElabo(代々木) http://www.yoyogi-labo.com/
 24:00open ~5:00
 door:\2000(1drink)w/f:\1500(1drink)

★¥1500で1ドリンク付きのディスカウントがありますので
行くという人はここに書き込むか出演者に直接メールで参加表明してみてください

■LIVE:
 FQTQ http://www.myspace.com/fqtq
 BUBBLE-B feat.Enjo-G http://www.bubble-b.com/
 天誅 http://tenchu.jp/
 チミドロ http://www.myspace.com/chimidorox
 Caltier Santos Sweet Lady + Ordyne http://www.myspace.com/caltiersantossweetlady

■DJ:
 サワサキヨシヒロ! http://www.sawasaki.jp/
 Kuroki Kouichi  http://www.myspace.com/kurokikouichi
 HaL http://www.myspace.com/djhal1980

■VJ:
 24INVADERS http://www.24invaders.com/
 ポータサウンズ http://www.portasounds.com/

★20歳未満の方はご入場できません。
★入場の際、生年月日が分かる身分証明書
(免許証/社員証/学生証/パスポート/住基カード/保健証など)が必要になります。
お問い合わせ等ありましたらお気軽にメッセージください。

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